変数と演算子
変数
- 言葉(文字列)や数字(数値)を一時的に保存する「箱」
- 繰り返し使う言葉は「変数」として使う
- 1回だけ書いてコピーするという発想
変数の使い方
- 変数名を付けて文字列や数値を格納する
- 変数名は英単語で命名するのが一般的
あいさつを変数に格納する
<?php $message = 'こんにちは'; ?>
変数に格納したあいさつを表示する
<?php $message = 'こんにちは'; echo $message; echo $message; echo $message; ?>
この記述では改行はされません。
変数名の付け方
- 「$」直後は数字以外にする
- 「_ アンダースコア」は利用可、「- ハイフン」は不可
- 変数名の「大文字」「小文字」は区別される
変数に格納した値を変更する
<?php $a = 'こんにちは'; $b = 'こんばんは'; echo $b; ?>
変数に対する処理の違い
- ダブルクォーテーション ・・・文字列中の変数を展開する
- シングルクォーテーション・・・文字列中の変数を展開しない
という違いがあります。
そのため、変数の展開を使わないときはシングルクオーテーションを使ったほうが処理速度が速くなります。
ダブルクオーテーションは必要なとき以外は使わないほうがよいでしょう。(テキストの記述方法です。)
<?php $name = '山本'; echo '$nameさん、こんにちは'; ?>
この場合、変数を展開しないので「文字列」として表示されてしまいます
- ドットシンタックスで変数と文字列をつないで記述します
<?php $name = '山本'; echo $name . 'さん、こんにちは'; ?>
変数を展開して記述する場合は、以下のように記述します。
実行後の表示は、展開しない記述とまったく同じ表示になります。
<?php $name = "山本"; echo "{$name}さん、こんにちは"; ?>
演算子
- 簡単な計算をしたり長い文字列をつなぎ合わせる
文字列の中に数値を入れて表示
- 300円の表品を10個購入して500円割引される場合
- 「300 x 10 - 500」円
<?php echo '合計金額は、300 x 10 - 500 円です。'; ?>
四則演算の部分は、プログラミングとして記述するように変更します。
算術演算子で「四則演算」や「変数の結合」
<?php $tanka = 300; $suryo = 10; $waribiki = 500; $total = $tanka * $suryo - $waribiki; echo $total; ?>